そして、落ちぶれたまま一年と数カ月が経ちました。

社内での静かなる低空飛行

さて、しばらく時間が空いてしまいましたが、その後の私の一年間について軽くお話しさせていただきたいと思います。

その後の一年間は自分を押し殺し、可もなく不可もなく仕事を頑張っていたような気がします。

基本的には人がやりたくないような仕事を任されることが多かった気がします。それでも「働けるだけ幸せなことだ」という謙虚な気持ちを持って真摯に仕事に取り組んでいました。

もう少し出来るのにな、という想いも多少ありましたが、だからといってそれが不満になるようなこともなく、淡々とした余生(45歳にして言う言葉ではありませんが。。)を会社で過ごしていこうと腹をくくっておりました。

ぶら下がり社員にはなりたくなかったですが、ずっと低空飛行でマイペースに働いて給料をもらえていればそれでいいじゃないか、という思いでおりました。

ただ何か気持ちはずっと晴れない状況ではありました。。

今までの自分ではないんだ、ということをしっかりと自覚していたつもりですが、長年の業務と経験でいつの間にか潜んでしまっていた変な自尊心と折り合いをつけて仕事をする、という事はやはりストレスになっていたような気がします。特に今まで自分の部下だった人の部下になる、というのは非常に複雑な心境でした。多分、このご時世では普通に起こりえる事だと思うのですが、妙な虚しさ、みじめさを感じましたね。

「不自由を常と思えば不足なし、心に望み起らば困窮したる時を思い出すべし」

そんな、師のお言葉を頭の中で何度も繰り返しました。

昔の自分に戻っただけじゃないか、まだ若くまともな仕事を与えてもらえなかったあの頃の自分に。。

しかしながら、サラリーマン人生とは妙におかしなもので、上司が変わった事によりそんな私に想像していなかった声がかかりました。また、非常に大きなプロジェクトのリーダーをやってくれないか、との依頼が来たのです。それがどういった意図だったか私には分かりません。本当に期待して言ってくれたのか、ラストチャンスだぞ、の意味だったのか。私は非常に戸惑いました。

・今のこんな自分にそんな大役が務まるのか?
・でも、この年齢にしてもしかしたらまた挽回できるかもしれないってこと?
・この社内低空飛行も居心地は悪くないが、実は物足りなかったんだよ。
・奇跡の復活劇としてサラリーマンとしてもう一花咲かせられるかもしれない。

俺はまだ死んじゃいねー

リトルホンダ的なもう一人の自分の腹の底からそんな魂の叫びが聞こえてきました。とにかく、私は背水の陣でその任務を承諾することにしました。この時は遠くない未来に精神が崩壊し、再起不能な状況に陥ってしまうとは1ミリも思っておりませんでした。

誰か、、助けてください。

最初はそれなりに順調でした。

ただ、2カ月を過ぎたくらいからチャンスを与えてくれた上司からのパワハラともいうべき攻撃が始まります。

子曰く、

子牛様
このまま平穏無事な人生を送れるとよいのー。